AIによるポートフォリオ最適化、その実力は?—Gemini 3と導き出した「納得」の投資戦略

沿って | 2026年1月2日
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管理人は定年退職を迎え、これまでの「攻め」の運用から、年金生活を見据えた「守りと楽しみ」の運用へ。 給与所得がなくなるという大きな転機に、「これまでのポートフォリオではいけない」という危機感を抱いていました。
そこで今回、資産運用の相談相手として選んだのは、最新AIのGemini 3です。

まるで「忖度のない」優秀なFPとの対話
最初は軽い質問から始めたのですが、驚いたのはその応答の質です。まるで経験豊富なファイナンシャルプランナー(FP)と対峙しているかのような感覚に陥りました。

さらに精度を高めるべく、AIからの逆質問を減らすように、こちらの現況や要望を詰め込んだ「プロンプト(指示文)」を磨き上げました。
その文字数は、実に4,144文字。資産状況、収支、年齢、そして将来の不安まで、今考えうる最大限の情報を詰め込んだのです。
その結果、AIが提示してきたのは、単なる理論値ではない「実行性の高い」ポートフォリオでした。

「効率」と「愛着」を両立させるAIの提案力
特に感銘を受けたのは、以下の2点です。

 1.理論と感情の絶妙なバランス
新NISAへの移行については、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を軸にする効率重視の戦略を提示しつつ、私の個人的な好みである「趣味の投資」も否定しませんでした。

 2.行動ファイナンスを理解した「3社」の選定
高配当の商社株を組み込む際、5大商社をただ並べるのではありませんでした。私のこれまでの人生や企業への愛着を考慮し、「愛着のある1社+補完する2社」の計3社に絞り込んできたのです。

◎「インセンティブのない」相談相手という価値
AIには、特定の金融商品を売りつけて手数料を稼ぐという「インセンティブ」がありません。客観的な理論(現代ポートフォリオ理論)に基づきながらも、こちらのこだわりを汲み取った「行動ファイナンス」的な提案をしてくれる。
4,000文字を超える詳細なプロンプトさえ用意できれば、AIは世界で最も誠実で優秀なFPになり得るのです。

資産運用の形が見えてきた今、管理人はGemini 3との対話をこれからも継続していくつもりです。この「AIとの並走」が、これからの長い年金生活における最大の安心材料になるかもしれません。

著者: こみや

1959年生まれ。雇用延長で働く、しがないサラリーマンを66歳で卒業。 これから人生後半・第4コーナーに突入です。

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