世界情勢に惑わされない。「24年の継続」が教えてくれた積立投資の本質

沿って | 2026年3月7日
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「世界情勢が不安定で、今は投資を控えるべきか?」 そんな不安を耳にすることが増えました。しかし、管理人は24年間の実体験から、自信を持って「市場に居座り続けること」の大切さをお伝えしたいと思います。

1.「失われた30年」でも、投資は報われた
管理人は2001年から24年間、「さわかみファンド」をコツコツと積み立ててきました。当時は今のような低コスト投信はなく、独立系投信の先駆けだった同ファンドを信じ、旧NISAも活用しながら継続しました。

その間、ITバブル崩壊、リーマンショック、コロナショック……。何度も「もう終わりだ」と言われる大暴落を経験しましたが、ひたすら積立を継続しました。

・結果:
日本が「失われた30年」と言われる低成長期にあったにもかかわらず、子供たちの教育資金を十分に確保することができました。
教訓:
重要なのは「どのタイミングで買うか」ではなく、「どれだけ長く市場に居続けたか」です。

2. 時代の変化と「投資信託」の選び方
長年お世話になった「さわかみファンド」には、日本の資産形成文化を築いた功績に深く感謝しています。しかし、現在の投資環境で冷静に判断すると、以下の課題が見えてきます。

・信託報酬の差:
当時2〜3%が当たり前だった手数料も、現在は1%(税抜)でも「高い」部類に入ります。
・分散の範囲:
国内中心の運用では、世界経済の成長を取り込みきれません。
今の時代に資産形成を始めるなら、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」のような、超低コストで世界中に分散投資ができる優良な投資信託を選ぶのが賢明な選択です。

3. 新NISAを巡る「情報」の取捨選択
ネット上では、新NISAの「つみたて投資枠」や「成長投資枠」の活用法が溢れています。中には、投資家の目から見て「目的がズレているのでは?」と感じるものも少なくありません。

・違和感のあるアドバイス例:
 ・つみたて投資枠で、リターンの低い「債券混じりのバランスファンド」を推奨する。
 ・成長投資枠で、資産形成期なのに「高配当株」への投資を強く勧める。

趣味として投資を楽しむなら否定はしませんが、「効率的に資産を増やす」という目標に対しては、これらは最善策ではありません。

4. 結論:リスクは「商品」ではなく「金額」で管理する
管理人のたどり着いた結論はシンプルです。

1.「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」一本に絞る。
2. リスク管理は、アセットアロケーション(資産配分)ではなく「投資金額」で行う。


暴落が怖いのであれば、債券を混ぜてリターンを薄めるのではなく、「現金の保有比率を調整し、投資に回す金額をコントロールする」。これが、最も合理的で管理しやすい方法だと考えています。

不安定な世界情勢だからこそ、手法をシンプルに保つ。24年間の荒波を越えてきた管理人からの、心からのアドバイスです。

著者: こみや

1959年生まれ。雇用延長で働く、しがないサラリーマンを66歳で卒業。 これから人生後半・第4コーナーに突入です。

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