金利4%時代の足音と「国債不信」――いま、個人の資産を守る最適解とは?

沿って | 2026年1月22日
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2026年1月22日(木)の日本經濟新聞に、衝撃的な数字が並びました。国内債券市場で、新発30年物国債の利回りが3.71%、40年債にいたっては4.01%を記録。超長期金利が4%台に乗るという、歴史的な節目を迎えています。

背景にあるのは、日本の財政に対する市場の厳しい視線です。現在、与野党がこぞって「消費税減税」を掲げる一方で、その財源確保の具体策は見えてきません。この「出口なき財政」に対し、日本の国債市場で存在感を増す海外投資家勢は、不信感を強めています。

「日本国債は大丈夫か?」――世界からの厳しい評価は、当面拭えないリスクとして意識しておく必要があるでしょう。

市場が揺れても揺るがない「個人向け国債」の優位性
こうした不安定な市場環境だからこそ、皮肉にも個人向け国債(変動10年)の優位性が際立っています。
市場で売買される通常の国債は、金利が上がれば価格が下落するため、保有者は含み損を抱えるリスクがあります。しかし、個人向け国債は「国が元本保証」をしており、金利が上がれば受取利子も増えるという、個人投資家にとって極めて有利な設計になっているからです。

「変動10年」の主な特徴とメリット
現在発行されている「第190回」を例に見ると、その魅力が分かります。

・適用利率(初回):1.39%(税引前)
メガバンクの定期預金を遥かに上回る水準です。

・「変動金利」でインフレ・金利上昇に強い
半年ごとに金利が見直されるため、今後さらに市場金利が上がれば受取利子も増えます。

・最低金利保証(0.05%)の安心感
万が一、金利が急落してもマイナスになることはありません。

・柔軟な換金性
発行後1年経過すれば、いつでも1万円単位で中途換金が可能です。
※直近2回分の各利子(税引前)相当額×0.79685が差し引かれますが、元本割れはありません。

管理人の運用プラン
不測の事態に備えた生活費(3年分)を現金で確保した上で、それ以外の余裕資金(預金)については、順次個人向け国債(変動10年)へ移行する計画です。

「国家財政への不安」から国債を避けるのではなく、むしろ「国の制度を活用して資産を守る」という視点。金利上昇局面においては、これが最も手堅く、かつ合理的な選択肢の一つだと考えています。

参照:個人向け国債窓口トップページ : 財務省

著者: こみや

1959年生まれ。雇用延長で働く、しがないサラリーマンを66歳で卒業。 これから人生後半・第4コーナーに突入です。

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