最新AI「Gemini 3」と育む投資の納得感。効率を超えた「動けるアドバイス」の価値とは?

沿って | 2026年1月29日
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はじめに:AIは投資家の「心」を読み解けるか?
以前の記事で、最新AI「Gemini 3」にリスク低減を主目的としたポートフォリオ相談を行った際、返ってきたのは三菱商事・伊藤忠商事の2社に絞り込むという、極めて合理的でドライな回答でした。

しかし、投資は理論だけで完結するものではありません。私はその後も対話を重ね、自分のこれまでのキャリアや特定の企業への愛着といった「背景(コンテクスト)」をプロンプトに組み込んでみました。すると、Gemini 3の回答は驚くべき進化を遂げたのです。

効率最優先ではない「血の通った」提案
再提案された内容は、以下の3社構成でした。
・「愛着のある1社」:住友商事
・「それを補完する2社」:
三菱商事、伊藤忠商事

理論上の効率を追求するなら、最初の2社で十分かもしれません。しかし、Gemini 3は私の想いを汲み取り、「感情的な納得感」と「分散の合理性」を両立させた3社案を提示したのです。

どれほど理論的に正しいポートフォリオでも、投資家本人が腹落ちしていなければ、暴落時に握り続けることはできません。「納得して動けるアドバイス」こそが、真に優秀なFPの証であることを、AIとの対話から再認識させられました。

なぜ「5大商社すべて」ではなかったのか?
もちろん、疑問がなかったわけではありません。「ウォーレン・バフェットのように5社すべて保有したい」「均等に持ち高を減らす選択肢はないのか?」と、あえて食い下がってみました。
それに対するGemini 3の回答は、非常にプラクティカル(実践的)なものでした。

1. 管理コストの抑制:個別株管理の手間を最小限に抑えること。
2. 単元株の制約:資金量に応じたリバランスのしやすさを考慮すると、銘柄数を絞る方が現実的であること。

管理人の「感情」を否定するのではなく、運用の「持続可能性」という観点から論理的に説得されたことで、さらに深い納得感を得ることができました。

まとめ:ポートフォリオは、AIとの対話で「育てる」もの
素晴らしい提案も、投資家が実行できなければ意味がありません。 もしAIの回答に違和感があるなら、納得できるまで対話を続けてみてください。プロンプト(指示書)をアップデートし、回答の変化を観察するプロセスそのものが、自分自身の投資方針を研ぎ澄ます貴重な時間になります。

管理人はこれからも、最適なポートフォリオを求めて、Gemini 3という「鏡」と対話を続けていきます。

著者: こみや

1959年生まれ。雇用延長で働く、しがないサラリーマンを66歳で卒業。 これから人生後半・第4コーナーに突入です。

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