「金利が上がると儲かる株」はどう選ぶ?初心者がチェックすべき3つの業界

沿って | 2026年2月7日
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「いよいよ日本も金利が上がる」というニュースが増えてきましたね。投資の世界では、金利が上がると利益が増えやすい「金利上昇メリット銘柄」が注目されます。

でも、どの会社でもいいわけではありません。管理人が考える「ここをチェックすれば失敗しにくい」というポイントを、身近な言葉で解説します!

1. 銀行:貸し借りの「利ざや」と「古い借金」に注目
銀行は、みんなから預かったお金を誰かに貸して、その「手数料(利息)」で稼ぐビジネスです。

・貸し借りの利益(利ざや):
金利が上がると、銀行は「貸す時の金利」をすぐに上げますが、「預金者に払う金利」はゆっくり上げます。この「貸す時の金利」と「預金金利」の差が広がるほど、銀行の儲けは増えます。

・「古いお札」の含み損に注意:
ここが少し難しいのですが、銀行は国にお金を貸す「国債」もたくさん持っています。金利が上がると、昔の低い金利で買った国債の価値が下がってしまうのです。「昔の低い金利の資産(古いお札)」を整理して、新しい高い金利に乗り換えられているかがチェックポイントです。

・「普通預金」が多い銀行は強い:
給料振込などで使われる「普通預金」は、金利が上がっても銀行が払う利息は少なくて済みます。こうした「安く集められるお金」をたくさん持っている銀行は、コストが低いので有利です。

2. 保険:運用は良くなるけれど、インフレに注意
保険会社は、私たちが払った保険料を運用して増やしています。

・生保(生命保険):
預かったお金を何十年も運用するので、金利が上がると「高い利回りで運用できるチャンス」が増えます。昔約束した「高い利息を払います」という約束(逆ざや)で苦しんでいた会社にとっては、救いの神になります。

・損保(自動車・火災保険):
運用でお金は増えますが、ちょっとした落とし穴があります。金利が上がる時期は「物価」も上がっていることが多いです。すると、車の修理代や家の建て替え費用も高くなってしまうため、保険金の支払額が増えてしまうリスクがあるのです。

3. リース:値上げができる「交渉力」があるか
リース会社は、銀行からお金を借りてパソコンや機械を買い、それを企業に貸し出す(レンタルする)仕事です。

・「値上げ」が言えるか?:
金利が上がると、リース会社が銀行に払う利息も増えます。その増えたコストを、**「金利が上がったので、リース料も少し上げさせてください」**とお客さんに言えるかどうかが分かれ目です。

・借りる時は安く、貸す時は高く:
あらかじめ「低い固定金利」でお金を借りておき、お客さんには「上がった後の金利」で新しく貸し出せる会社は、その差額で一時的にガッポリ儲けることができます。

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管理人の独り言
銀行株などを見る時は、「古い失敗(昔の低い金利の国債)を整理しつつ、新しいチャンス(高い金利の貸付)をどれだけ早く掴めるか」の競争だと思って見ています。

特に日本のメガバンク(三菱UFJ、三井住友、みずほなど)は、この数年で「古い失敗」を一生懸命片づけてきたので、今はかなり身軽になって「チャンス」を掴みやすい状態に見えます。単に「金利が上がったからラッキー!」ではなく、「準備が整っている会社」を選ぶのが、賢い投資の第一歩ですね。

著者: こみや

1959年生まれ。雇用延長で働く、しがないサラリーマンを66歳で卒業。 これから人生後半・第4コーナーに突入です。

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