「金利が上がると銀行株が上がる」というのは投資の定石。しかし、2026年現在の市場では、単に銀行を買えばいいというわけではありません。
今回はAIの「Gemini 3」をパートナーに迎え、直近(2025年度第3四半期)の決算データから導き出した「本当に金利上昇を利益に変えられる銘柄」を徹底調査しました。
1. メガバンク3行:国内利ざや改善の「真の勝者」は?
銀行セクターにとって、国内金利の上昇は貸出利ざやの拡大に直結するボーナスタイム。しかし、3行それぞれにカラーがあります。
2. 大手リース・損保:運用益とインフレ耐性で選ぶ
金利上昇は「運用力の差」が出る局面でもあります。銀行とは異なる角度で利益を伸ばす、注目3銘柄です。
〇管理人が読み解く「3つの深掘りポイント」
今回の調査で見えてきた、投資家が必ずチェックすべき「勝負の分かれ目」を解説します。
①「PBR 1.0倍」はゴールではなくスタート
メガバンクがようやくPBR1倍前後まで買われてきたのは、「普通の銀行」として評価され始めた証拠に過ぎません。ここからさらに株価が上値を追うには、金利に頼らない「手数料ビジネス(非金利収益)」の成長がセットで求められます。
② 債券含み損の「デトックス」は済んだか?
過去の低金利時代に抱えた「低い利回りの国債(=お荷物)」を、どれだけ早期に処理できたかが重要です。
POINT: すでに損出し(デトックス)を終え、高利回りの新債券にポートフォリオを入れ替えた銘柄こそが、今の「買い場」と言えるでしょう。
③ リースの命命は「価格転嫁力」にあり
金利が上がれば、リース会社が資金を借りるコストも上がります。ここで重要なのが、「借りるコストの上昇分を、お客さんへのリース料に上乗せできるか?」という交渉力です。三菱HCキャピタルのような大手は、この転嫁力が極めて高く、中堅との格差が広がるポイントになります。
◎まとめ
2026年の金融株投資は、「金利上昇=買い」という単純な思考から一歩踏み出し、「資産の質(デトックス済みか)」と「稼ぐ力(価格転嫁できるか)」を見極めるフェーズに入っています。


