毎朝のルーティンである日本経済新聞のチェック。昨日の土曜版「マネーの学び」に、思わず「その通り!」と膝を打つ納得の記事が掲載されていました。
見出しは、「オルカン」円安・物価高に強く 長期保有で支出増を吸収。
インデックス投資の王道をいく内容であり、管理人自身も100%賛同できるものでした。今回はこの記事のポイントを紐解きながら、ネットに溢れる情報に惑わされない「資産形成の真実」をお届けします。
日経新聞も太鼓判!データが証明するオルカンの実力
記事では、投資信託の代名詞となった「オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)」について、以下の3つのポイントが解説されていました。
・オルカンが投信の純資産残高1位に
・対象指数は、長期の円高期であっても平均5%上昇
・外貨建て資産は、家計収支(物価高リスクなど)も考慮して保有すべき
長らく純資産1位の座に君臨していた「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を、オルカンが抜いたのは2024年2月のこと。これ1本で全世界の株式に分散投資ができ、かつ信託報酬は年0.05775%という圧倒的な低コストが人気の理由です。
データによると、昨年末時点で国民の約20人に1人(567万人)が保有している国民的ファンドとなっています。
【実績公開】新NISA3年目、管理人のリアルな運用成績
「理屈は分かったけど、実際はどうなの?」と思われる方も多いでしょう。
ここで、新NISA口座で「つみたて投資枠」を始めて3年目に入る、管理人のリアルな評価収益率を公開します。
管理人の現在の評価収益率:+36.1%
もちろん、この高リターンが今後もずっと保証されるわけではありません。しかし、ここまでクッション(含み益)が育ってくれれば、仮に今後市場で最悪の事態(30%の大暴落)が発生したとしても、トータルでプラスを維持できる可能性が高い収益レベルに達しています。これこそが、複利と長期投資のパワーです。
「コア・サテライト戦略」という真っ当な説明に潜む罠
インターネット上では、時折「オルカンだけの投資は危険」「オルカン一本はつまらない」といった否定的な記事を見かけます。しかし、決して惑わされてはいけません。
よく金融機関の解説で、資産の軸(コア)をインデックスにしつつ、周辺(サテライト)で高リターンを狙う「コア・サテライト戦略」という手法が紹介されます。あたかも真っ当な投資理論のように聞こえますが、個人投資家のみなさんは冷静になってください。
「オルカンが最適解だからコア(主軸)に選ぶのであって、わざわざサテライト(周辺)を作ってまで他の商品を買う必要はありません」
なぜ、これほどサテライト戦略が推奨されるのか?
理由はシンプルです。証券会社や銀行が、手数料の高いアクティブファンドや別の投資商品へ投資家を誘導したいという「営業戦略」があるからに他なりません。
※ちなみに、管理人自身はオルカン以外の投資も行っていますが、それは「株式市場への知的な好奇心」と「大人の娯楽・趣味」として楽しんでいるだけです。資産形成において、趣味と実益を混同する必要はありません。
〇結論:王道は、淡々と積み立てるのみ
資産形成における唯一無二の王道戦略は、新NISAという最強の制度を利用して、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を毎月淡々と、感情を挟まずに積み立てること。これに尽きます。
普段は金融機関寄りのスタンスを取ることも多い日経新聞が、ここまでオルカンを大絶賛する記事を掲載したことには、少し驚きました。もしかすると、普段から証券会社などをクライアントに抱える日経新聞社の、個人投資家に対する「ちょっとした贖罪」の記事だったのかもしれませんね(笑)。
ネットの雑音や、金融機関の巧みなセールストークに惑わされることなく、王道の投資を貫いていきましょう!
【ご留意事項】
本記事は管理人の投資体験、および分析プロセスを共有するものであり、特定の投資商品や売買を勧誘・推奨するものではありません。実際の投資判断は、必ずご自身の責任において行われますようお願い申し上げます。