米民主勝利で大きく揺れる東京株式市場:暴落相場で問われる「投資家の胆力」

沿って | 2026年11月6日
tokyo-stock-market-plunge-us-democrats-election
こんにちは、管理人の「こみや」です。

米中間選挙後の東京株式市場は、投資家にとって冷や汗の出る試練の日々となっています。

「日経平均午前、半年ぶり6万円割れ 『ラッダイト運動』弱気相場迫る」
(日本経済新聞 2026年11月6日 スクランブル・フラッシュ)

2026年11月6日の東京株式市場で、日経平均株価は大幅に続落しました。午前終値は前日比3,219円(5.27%)安の5万7,858円となり、下げ幅は一時4,300円を超えて取引時間中として半年ぶりに節目の6万円を割り込みました。人工知能(AI)規制に前向きとされる米民主党が中間選挙で大勝し、データセンター建設などの関連需要が鈍るとの懸念から、AI・半導体関連株を中心に売りが膨らみ、世界同時株安の様相を呈しています。
(※ちなみに、後場の終値は一段と売りが広がり、前日比3,643円安の5万743円で引けました。)

このような大きな下落に直面すると、誰しも憂鬱な気分になりますよね。「証券口座のアプリを開くのも嫌だ」と感じている方も多いのではないでしょうか。

しかし、こんな相場であっても、私は日本株を売却することも、NISAでの積立投資を止めることも一切ありません。その理由をお話しします。

1. 投資の神様・バフェットに学ぶ「ブレない投資の本質」
株価が乱高下する局面でこそ思い出したいのが、「投資の神様」ウォーレン・バフェット氏の哲学です。

バフェット氏は長年にわたり、「良い会社を適正価格で買い、長く持つ」という基本を徹底してきました。最近でも日本の総合商社への出資拡大が話題になりましたが、その背景にあるのは「株主に資本を還元し、規律ある経営を続ける企業を支持する」という一貫した姿勢です。

個別株で資産を増やすために本当に大切なのは、短期的な値動き(価格)ではなく、企業そのものの「稼ぐ力(価値)」です。この軸を持っておくことこそが、価格変動に振り回されやすい投資家にとって最大の防御壁になります。

2. 「オルカンなら安心」の正体と、現代のリアル
では、「インデックス投資(投資信託)ならすべて安心か」というと、そこには私たちが知っておくべき現実があります。

NISA口座で大人気の「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」のような超低コスト投信をコツコツ積み立てることは、資産形成において極めて重要です。しかし、「オルカンを持っていれば100%安心」という言葉の裏にある“本当の意味”を理解しておく必要があります。

「オルカンを持つ」ということは、「米国、特に超大型ハイテク株と心中する覚悟を持つ」ことと同義である。

厳しい表現に聞こえるかもしれませんが、これが現代のグローバル投資のリアルです。オルカンの構成比率を見れば、実質的に米国テック株の動向に大きく依存しています。そのため、米国のハイテク株が冷え込めば、オルカンも相応のダメージをダイレクトに受けます。

しかし、それこそが「世界の時価総額の縮図」であり、現代経済のありのままの姿なのです。

これからの「管理人のスタンス」
この激動の相場において、私のスタンスは至ってシンプルです。

・中身を理解する
「世界分散」と言いつつも、実は米国テック株の動向に大きく左右されている現実をあらかじめ認識しておく。

・一喜一憂しない
市場がどれだけ揺れ動いても、それが今の世界経済の縮図であることを冷静に受け入れる。

・機械的に継続する
結論として、私は今後も「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を淡々と積み立て続けます。

🚀 まとめ:最強の武器は「分析力」ではなく「胆力」
結局のところ、長期の資産形成において最強の武器になるのは、高度な市場の分析力ではありません。

暴落に直面しても動じず、「相場から退場せずに積み立て続ける胆力」。これに尽きます。

今日のような株価急落の日こそ、スマホの画面をそっと閉じて、自分の長期的なゴール(何のために資産形成をしているのか)を再確認する良い機会にしてみてはいかがでしょうか。


◎ お薦めの書籍

『行動ファイナンス』 ヨアヒム・ゴールドベルグ/リュディガー・フォン・ニーチュ著 ダイヤモンド社
book-behavioral-finance
【ご留意事項】
本記事は管理人の個人の投資体験および分析プロセスを共有するものであり、特定の投資商品や売買を勧誘・推奨するものではありません。実際の投資判断は、必ずご自身の責任において行われますようお願い申し上げます。

著者: こみや

1959年生まれ。雇用延長で働く、しがないサラリーマンを66歳で卒業。 これから人生後半・第4コーナーに突入です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA