こんにちは、管理人の「こみや」です。
私は株式市場への知的な好奇心と、大人の娯楽としての楽しみを生涯持ち続けたいと考えています。だからこそ、日本の個別株投資を決して止めたいとは思いません。
しかし、あえて本音を申し上げましょう。
個別株投資の現実は、『決して楽ではない』。これが半年間マーケットと対峙し続けた私の偽らざる実感です。
今回は、2026年1月〜6月までの6か月間における、管理人の個別株投資(信用取引)のリアルな成績を公開します。
■ 2026年1月~6月:個別株投資(信用取引)の実績
まずは、この6か月間の生々しいデータからご覧ください。

【1件あたりの平均データ】
・平均取引金額:309,656円
・平均損益:6,179円
※月間の平均取引件数:約29件
「半年で100万円以上のプラスなら、十分素晴らしいのでは?」と思われるかもしれません。しかし、現実はそう甘くはないのです。
■ 利益106万円でも、まったく喜べない「2つの理由」
結果はプラスですが、冷静に分析すると、この「収益率2.0%」は決して手放しで喜べる数字ではありません。理由は2つあります。
1. リスクとリターンのバランスが見合わない
日経平均株価が順調に推移するような環境であれば、個別株でこの程度の上昇は特別なことではありません。むしろ、万が一「〇〇ショック」のような予期せぬ暴落が市場を襲えば、一瞬にして大きな損失を被るリスクを背負っています。リスクに対して、リターンが見合っていないのです。
2. 確実にかかる「保有コスト」の壁
現在、管理人がメインで利用しているSBI証券(インターネットコース・電子交付設定済)では、売買手数料そのものは無料化されています。
しかし、信用取引でポジションを維持している間は、保有コストとして年率2.80%〜(制度信用取引)の金利が確実に発生します。このコストを支払いながら利益を出し続けることは、投資家にとって想像以上に厳しい所業です。
■ AIをもってしても、兜町(市場)は一筋縄ではいかない
これまで管理人は、相棒AIである「Gemini Flash」とともに、数々の企業分析レポートをお届けしてきました。今振り返っても、算出してきた企業の実力や妥当株価は極めて真っ当なものだったと自負しています。
……しかし! 株式市場は一筋縄ではいきません。
どれだけ精緻に未来を予測し、企業のファンダメンタルズを見抜いたとしても、「株価がいつ、どう動くか」は誰にもコントロールできない。それが市場の本質だからです。
どれほど優れた分析をしても、株価の達成時期は常に「分からない」が正解。株価はランダムウォークであり、事前に完璧な「買い時・上がり時」を当てることは不可能なのだと、改めて兜町(市場)の洗練された現実に兜を脱いだ次第です。
では、私たちはどこへ辿り着くべきなのでしょうか?
🧠 理性が導き出す、投資の「最適解」
これまでの経験と、冷徹なデータが示す結論はただ一つです。
資産形成における唯一無二の王道戦略は、新NISAという最強の制度を利用して、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を毎月淡々と、感情を挟まずに積み立てること。これに尽きます。
私たちの資産の「コア(核)」は、絶対にこれで間違いありません。ここを揺るがしては、荒波のマーケットを生き抜くことは不可能です。
ネットの雑音や、金融機関の巧みなセールストークに惑わされることなく、王道の投資を貫いていきましょう!
個別株投資は、あくまで生活を脅かさない範囲での「大人の知的エンターテインメント(サテライト)」と割り切る。この心の余裕こそが、長期投資を成功させる秘訣かもしれません。
【ご留意事項】
本記事は管理人の投資体験、および分析プロセスを共有するものであり、特定の投資商品や売買を勧誘・推奨するものではありません。実際の投資判断は、必ずご自身の責任において行われますようお願い申し上げます。